門前の耕雲寺では、初めての試み「節分豆まき」が開催され、約200人の参加者が、厄を払い、一年の健康を祈願しました。
この行事は、耕雲寺がお寺を地域の人が気軽に集まれる場所にしようと開催したもので、山辺里地区まちづくり協議会では、地域の宝物(歴史的遺産)を皆さんに発信し、知ってもらおうと後援しました。
先ずは、参加者の無病息災、厄除祈願です。総勢8名の和尚様による有難い読経から始まりました。会場は厳かな雰囲気に包まれます。
続いては、劇団「晨(あした)」の皆さんによる歌劇が始まりました。
五蓋の鬼とは、
それぞれの鬼の色に、意味があるそうで、
・赤色は、自分勝手で欲の深い鬼
・青色は、いつも怒っている憎しみの鬼
・緑色は、ダラダラと怠ける鬼
・黒色は、疑り深くて愚痴ばっかりの鬼
・黄色は、後ろ向きで後悔ばっかりする鬼
だそうです。
歌劇では、楽しい歌と動きに合わせて、それぞれの色に合わせた特徴あるセリフやナレーションで物語が進みます。
様々な光やスモークの演出に、会場内が怪しげな雰囲気に包まれ、泣いてしまう子供までいました。
楽しい歌劇の後は、菊地ご住職の合図で豆まきです!
「鬼はー外!」
「福はー内!!」
200人から一斉に豆をぶつけられ、大騒ぎ。
見事に鬼は退散していました。
この日のために、シナリオの作成から動き、音楽に合わせた歌、セリフの録音など、皆さんを楽しませてくようと、ご活躍いただいた劇団の皆さんです。ご出演大変ありがとうございました。
山辺里地区のイベントにいろいろな場面で、出店していただいている。「オオハシ食堂」さんも、ご住職の要請に応じて、緊急出店。
豆まきで厄を払った参加者の皆さんは、早速美味しいカレーを買い求め、幸せいっぱいの顔でした。