山辺里地区まちづくり協議会は、この時期山辺里地区で多く収穫される白菜をたくさん使っていただこうと「キムチづくり教室」を開催しました。
講師は、韓国から日本へ来て29年になる四日市の近藤幸心さんです。初めて開催する教室でしたが、参加者募集から1週間ほどで定員オーバーになるほどの人気教室になりました。
まずは、白菜に漬けるタネづくりです。
大根、人参、ナシ、にらを切り、ニンニクと生姜をミキサーで細かくし、ごま、唐辛子、イワシエキス、味の素、などなど調味料を混ぜてタネの完成!
味見をしてみると、、、
辛さにびっくり!
後からくるうま味に、
「これだけでもご飯のおかずになるね」
との声も聞かれました。
美味しいタネが完成したら、塩漬けした白菜にタネを塗ります。
白菜一枚一枚に丁寧にタネを塗ったら、外側の葉をくるりと巻いて白菜キムチの完成!
2~3日したら食べごろということで、皆さん楽しみにしていました。
キムチが完成した後は、韓国のコーヒーとお菓子をいただきながら講師から韓国の文化について教えていただきました。
まずは韓国語講座。基本的な会話から市場で上手に安くしてもらうときのセリフまで、笑いを混ぜながら楽しくお話していただきました。
また、おんぶひもや、子供用の正装を見せていただくと、色鮮やかな着物に「かわいい~」との声も上がります。
実際に韓国の正装のチマチョゴリは、参加者の川村聖子さん(下山田)が着付けてもらうことになりました。川村さんは、
「日本の着物と同じように、着てみると身も心も引きしまる感じがする。チマチョゴリはテレビなどで見たことはあるけれど、実際に現物を見たり着てみたのは初めてなので、貴重な体験ができてよかった」
と話してくださいました。
お隣、韓国の文化に触れる楽しいひと時でした。
参加者にもたくさんのお土産をいただき、快く講師を引き受けてくださった幸心さん。大変ありがとうございました。カムサハムニダ。